エンジニアの転職

 エンジニアは、今の会社、業務に満足していても、以下の点から転職活動をするべきである。

自分の市場価値を知る
→市場(会社)が求めている能力を調査し、自分の市場価値を知ることで、自分に何が足りないかを把握することができる。
 例えば、専門知識、コミュニケーション、マネージメントのスキルが転職では重要とされているので、日ごろの業務を通してこれらを鍛えておくと、自身の市場価値が高まり、いざ転職するという際に役に立つ。
 一方、その会社独自の業務や社内システムを覚えていても、他の会社では役に立たない。
 このような業務はフォーマット化して、時間をかけずに誰にでもできる状況にして、市場価値が上がる業務に時間を割くことが重要である。

自分のキャリアの棚卸し
→転職活動の際には、職務経歴書を作成する必要がある。
 職務経歴書を作る過程で、キャリアの棚卸しが必要となり、自分のこれまでのキャリアを整理することになる。
 多くのエンジニアが普段、キャリアの棚卸しを意識することはないが、転職活動を行えは、強制的にこれまでのキャリアを整理し、自分の強み、弱みについて分析することができる。


 転職活動をしている中で、自分がどうしても行きたいという会社が見つかった場合は、応募し書類選考通過後面接となる。以下の内容は面接で必ず質問されるため、回答内容について整理が必要。
 ①転職理由(前向きな理由が望ましい)
 ②志望動機(なぜ、他の会社でなく、その会社を志望したのか)
 ③入社してやりたいこと、貢献できること。