転職活動記録(ソニー)

 1社目(高周波関連機器設計メーカー)で20年間勤務した後、キャリアの棚卸し、異なる業界で自分の高周波関連の知識を広げたいという思いで、40代前半で転職活動を行い、2社目としてソニーに転職した。その時の実施内容、スケジュールを以下に示す。

・11月下旬:ビズリーチを通して、連絡を頂いた転職エージェントの方と初めての面談(オンライン)を実施。
一度、エージェントの方とやりとりを始めると、とんとん拍子で話が進んでいくため、ある程度、本気で転職を決断したタイミングでエージェントとは会話した方が良い。自分の場合は、初めてのエージェント面談前までにキャリアシート、職務経歴書を完成度五割程度まで作成し、送付。面談では自身の転職動機や興味のある業種ついて会話した。その後、エージェントからのフィードバックを元に書類を更新した後、ソニーへの応募を進めた。前職が多忙な時期ということもあり、いろいろな会社を同時に受ける余力はなく、ソニー1本で進めた。キャリアシート、職務経歴書はその道のプロであるエージェントの方に早めに見てもらうのを勧める。
・12月中旬:エージェントより、ソニーの書類選考が通過したとの連絡あり。
面接実施前までに、面接に関する対応もエージェントの方に相談に乗って頂き、転職活動が初めてである自分にとって非常に心強かった。良いエージェントの方に出会うのも転職活動では重要。
・1月中旬:ソニーとの一次面接を実施。募集部門(技術部門)の部長、課長、人事の方3名との面接を実施。
人事の方の司会進行にて面接が開始。オンライン接続時にトラブルがあり、数分遅れて参加してしまい非常に焦ったことを覚えている。面接自体はこれまでの経歴や志望動機、転職理由、入手した後に貢献できること、やりたいこと等を終始なごやかなムードの中、会話し、質疑自体は問題なかったと感じた。後日談にはなるが、部長、課長は多くの面接を実施しており、付け焼刃の回答は見抜けるとのこと。このため、経験していないことを無理して話すのではなく、今まで経験してきたことを丁寧に深堀りして話すことが重要である。また、不測の事態を想定して、オンライントラブル時の対応も確認しておくのが良い。
・1月下旬:エージェントより、ソニーの一次面接が通過したとの連絡あり(面接後5日程度)。
・1月下旬:SPI、適正検査の受検実施。
SPIは就職活動の時以来でしたが、インターネット上の問題を少し実施した程度で何とかなった。
問題としては、同じようなものが出題されるので、類題をいくつか経験しておけば大丈夫かと思う。
・1月下旬:ソニーとの最終面接を実施。人事部長、人事の方2名との面接を実施。
自身の年齢が40を超えていたこともあり、上司が年下になることもあると思うが問題ないか等の質問があったが、自分として気になることではないので、その旨を伝えた。後の質問は入社を早めることは可能か等当たり障りのない会話であった。
・2月上旬:エージェントより、ソニーの最終面接が通過したとの連絡あり(面接後1week程度)。

 結果的には、タイミングや運にも恵まれ、3ヶ月ほどの転職活動期間で、業務内容、金銭面ともに納得のいく転職をすることができた。